私が初めて美容医療のモニターに応募したのは、長年コンプレックスだった一重まぶたを二重にする埋没法の手術を受けるためでした。当時の私にとって15万円という施術費用は決して安いものではなく、少しでも負担を減らしたいという一心で、モニター募集の看板を掲げている有名クリニックを予約しました。カウンセリングでは「部分モニター」を希望し、目元の写真のみをクリニックの広報に使用することを承諾しました。実際に手術を受ける前は、モニターだから練習台にされるのではないか、あるいは雑に扱われるのではないかという不安が少なからずありましたが、担当してくれた医師は非常に丁寧で、私の希望する二重幅について何度もシミュレーションを繰り返してくれました。モニターとしての義務は、手術前、手術直後、そして1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後の経過観察時に写真を撮影することでした。毎回クリニックへ通う手間はありましたが、その都度医師が状態を確認してくれるため、むしろ通常よりも手厚いアフターケアを受けているような安心感がありました。自分の目元の写真がネット上に掲載されることについては、最初は抵抗がありましたが、実際に公開された写真を見ると、自分であることが特定されないよう配慮された角度やトリミングになっており、安心しました。何より、30パーセント割引という恩恵を受けたことで、浮いたお金を術後のスキンケアや新しいメイク道具に回すことができたのが嬉しかったです。ただし、モニターとして参加する上で一つだけ誤算だったのは、経過写真の撮影のためにスケジュールを厳密に管理しなければならなかった点です。仕事や急な予定が入っても、クリニックが指定する期間内に必ず来院しなければならず、それが数回続くのは想像以上に根気が必要でした。もしこれからモニターを検討している人がいるなら、安さというメリットだけでなく、通院にかかる時間や労力を自分自身のライフスタイルと照らし合わせて考えることをお勧めします。私の場合は、結果として理想の目元を手に入れることができ、経済的にも助かったため、モニターに応募して本当に良かったと感じています。美容医療は魔法ではありませんが、モニター制度を賢く利用することで、勇気を出して一歩踏み出すためのハードルがぐっと下がることは間違いありません。自分の顔が症例写真として誰かの役に立つという感覚も、今では前向きに捉えています。