鏡を見るたびに憂鬱な気分にさせていた、頬に広がるニキビ跡のクレーター。20代の頃は高価なファンデーションやコンシーラーで隠すことに必死でしたが、30代を前にして、隠すための化粧品代を治療に回そうと決意して美容皮膚科の門を叩いた私の体験記を綴ります。カウンセリングで提示された治療プランは、ダーマペン4を5回、その後に経過を見てポテンツァを3回受けるというものでした。ダーマペン4は麻酔代込みで1回3万5000円、5回セットで15万円という契約を結びました。毎月の支払いは決して楽ではありませんでしたが、3回目を終えたあたりで肌のキメが整い、ファンデーションの毛穴落ちが劇的に改善したことに感動しました。しかし、深いアイスピック型のクレーターにはダーマペンだけでは限界があり、次にポテンツァのドラッグデリバリーシステムに移行しました。これは1回10万円という高額な施術でしたが、マックームという薬剤を併用した結果、肌の弾力が内側から押し上げられるような変化を実感しました。結局、私がニキビ跡治療に費やした総額は、初診料や処方薬、術後の専用スキンケア用品を含めて約50万円に達しました。50万円という数字だけを見れば、海外旅行に行けたり高級バッグが買えたりする金額ですが、毎日鏡を見て「汚い」と自分を責めるストレスから解放された価値は、私にとってそれ以上のリターンがありました。以前は1個3000円のコンシーラーを数ヶ月おきに買い足していましたが、今では薄付きのパウダーだけで外出できるようになり、毎日のメイク時間も15分から5分へと短縮されました。お金はかかりましたが、美容医療の力で物理的に肌の凹凸をフラットにできたことは、私の自己肯定感を劇的に高めてくれました。もし過去の自分にアドバイスできるなら、効果が出るか分からない化粧品に何年もお金を使い続けるくらいなら、1日でも早く信頼できるクリニックで専門的な治療を始めるべきだと言いたいです。50万円の投資は私の人生を明るく変えるための最高の決断でした。