30代半ばを過ぎた頃から、ふとした瞬間に鏡を見ると頬の毛穴が細長く伸びていることに気づき、さらに追い打ちをかけるようにフェイスラインのぼやけ、いわゆるたるみの兆候が顕著になってきたことで、私は真剣に美容医療の門を叩く決意をしました。それまでは百貨店の高級な美容液や、SNSで話題の毛穴ケア用品を片っ端から試してきましたが、夕方になるとファンデーションが毛穴に落ち込み、かえって肌の粗が目立つ状況に限界を感じていたのです。カウンセリングで訪れたクリニックで医師から指摘されたのは、私の毛穴の悩みは汚れによるものではなく、肌の弾力低下による「たるみ毛穴」であるという衝撃的な事実であり、根本的な解決にはリフトアップと肌再生の両輪が必要であることを詳しく説明されました。最初に提案されたのは、HIFUによる深い層の引き締めと、ポテンツァによる肌表面の密度向上という組み合わせでしたが、初めての施術に対する不安もあり、まずは麻酔クリームを塗ってポテンツァから開始することにしました。施術中は少し熱いような、ピリピリとした刺激を感じましたが、看護師さんの丁寧な声掛けもあり、1時間足らずで終了した後の肌は少し赤みを帯びていたものの、翌日にはほとんど気にならない程度にまで落ち着いていました。驚いたのは施術から1週間ほど経過した頃で、洗顔後の肌が以前よりもキュッと引き締まっているような感触があり、あんなに悩んでいた頬の縦長毛穴が少しずつ目立たなくなっているのを実感しました。その後、1ヶ月おきに計3回のポテンツァを重ね、さらにその間にHIFUによるリフトアップも取り入れたことで、友人からも「最近肌が発光しているみたいだね」と褒められるようになり、自分でも驚くほど自信を持てるようになったのです。美容医療は決して安価なものではありませんが、効果の不透明な化粧品を買い続けるコストや時間を考えれば、医学的な根拠に基づいた治療を受けることが、結果として最も効率的な美肌への近道であると身をもって知ることができました。もちろん、施術を受けて終わりではなく、クリニックで勧められた医療機関専売のレチノール製品を併用し、日々の紫外線対策を徹底することもセットで続けていますが、こうしたプロのケアを組み合わせることで、肌の時計を少しだけ戻すことができたような気がしています。今ではファンデーションを厚塗りする必要もなくなり、朝のメイク時間が劇的に短縮され、鏡を見るのが楽しみになったことが、何よりも大きな収穫であり、美容医療という選択をした自分を褒めてあげたい気持ちです。
私が美容医療で毛穴の開きとたるみの悩みを克服した体験記