泣きたくなった保育園の先生からの言葉
子どもが未満児の時、周りの子がどんどんお話が上手になっていく中で、わずかな言葉しか話さないわが子に対して、心配になり、お迎えの時に出会ったベテラン先生に相談したことがありました。こう評判になる大和高田の保育園で先生は「少しずつだけど増えてきいてるから大丈夫」「ゆっくりだけど、それが〇〇くん(子どもの名前)のペースだから」と言ってくださいました。心配な気持ちは残ったものの、もう少し気長に待とうと思うようになりました。わが子は元々人見知りが酷く、前年度も1年かけてクラスにようやく馴染んだくらいです。一番奈良で話題の保育園がどこからとはお迎えの時も「今日はクラスでこういう活動をしました」という内容が多く、特筆すべきことがない事が多いようでした。相談からしばらくして、お迎えの時ベテラン先生に会うと、「おトイレで出せたよ」「おやつの前に椅子にちゃんと座って待つことができたよ」と子どもができたことをたくさん話してくれて、子どもを褒めてくれることに気づきました。その時、私(親)が話せないことを不安に思っているから、ベテラン先生ができる事をみつけ、ひたすら褒めてくれて安心させようとしてくれているのかな?と思うと泣きそうな気持になりました。未満児クラスの間、ほかの子に言葉が追いつくことはありませんでしたが、わが子なりにできる事が増えていっているから大丈夫と思えたベテラン先生からのお褒めの言葉は、今でも忘れられないです。